イトケンブログ

Vol.96 脱衣所のメリット・デメリット

2022.08.12

みなさん、こんにちは。

営業の菊地です。

今回は、脱衣所のメリット・デメリットについて書かせていただきました。

 

脱衣所というと温泉や銭湯の脱衣所をイメージされる方も多いと思います。

その一方、一般的な住宅では専用の脱衣所を設けているケースは比較的少なく、洗面所が脱衣所を兼ねているケースを多く見かけます。

これは家という限られたスペースの中で、水まわりでまとめられる部分はまとめてスペースを有効活用するという発想から生まれた形なんですね!

しかし、最近では脱衣所を作る家も増えてきています。

洗面所と脱衣所をしっかり分けるメリットも大きいからなんですね。

今回はそんな家に脱衣所を作った時のメリットとデメリットについて詳しく見ていきたいと思います。

 

脱衣所のメリットとは?

脱衣所を作って洗面所と分けた場合の1番大きなメリットとしては、やはり何と言ってもお風呂と洗面を気兼ねなく使えるようになるという事が挙げられますね。

例えば、誰かがお風呂に入っている時に洗面を使うという場合、どうしても洗面所に入るのに気を使ってしまいますよね。

また、洗面所に鍵が付いている場合、入浴中に洗面室の鍵を閉めていると、洗面所自体使う事ができなくなってしまうというケースもあります。

 

その一方、脱衣所を作ることでお風呂に入る人はお風呂と脱衣所を利用し、洗面所は誰でも気兼ねなく使う事ができるようになります。

家族の人数が多くて洗面所を使う頻度が高かったり、朝にお風呂に入ったりシャワーを浴びることが多い家庭なんかでは、脱衣所があるとお風呂を使う人と洗面を使う人を明確に分けられるとかなり便利になりますよね。

二世帯住宅など多くの人が洗面とお風呂を使えば使うほど、脱衣所を設けるのは特に効果的になります。

 

その他に脱衣所を作った時のメリットとして、洗面所がスッキリ見えるというメリットもあります。

一般的に洗濯機は洗面所に置くことが多いですが、脱衣所があれば脱衣所に洗濯機を置けば良いので洗面で必要な物だけ洗面に置けば良いですし、洗面からお風呂も見えないので生活感が出にくくスッキリ見えるようになります。

 

脱衣所のデメリットとは?

脱衣所のスペースが必要になるので他の部屋の大きさにしわ寄せがいったり、家を大きくしないといけないというデメリットが発生する時があります。

敷地が広かったり予算に余裕があって床面積を広げられる場合は良いですが、敷地を目一杯使って家を建てる場合や予算をかなり抑えたい場合は、洗面所を設けるハードルが高くなってしまう場合があるんですね。

ちなみに、あまりスペースが取れない場合は無理に洗面所を洗面と脱衣に分けず、洗面所内を簡易に区切れるようにしてしまうという方法もあります。

ロールスクリーンなどで必要な時だけ脱衣所と洗面所を区切れるようにしてしまう方法です。

 

その他に、洗面は必ずしもお風呂の横でなくてもいいので、家族が使いやすい場所に移動させるというのも1つの方法です。

その場合、お風呂あがりに洗面台の前で髪を乾かしたりお肌のお手入れをするケースもあるので、お風呂からあまり離すのではなく比較的お風呂に近い場所に洗面台を配置するのがベターです。

また、人が良く通る廊下に洗面台を配置すると移動の邪魔になったり落ち着いて洗面台の前にいられないので、ある程度のスペースも確保しておくのがポイントになります。

 

このように脱衣所をつくる理由、メリットは色々とありますが、脱衣所を作るにはそれなりのスペースも必要になってきます。

脱衣所を作ったけども、LDKが微妙に狭くて使いにくい何て事になってしまえば本末転倒です。

脱衣所を作って「気兼ねなく洗面所、お風呂に入れる」という事と、他の要望、どちらの優先順位が高いかどうか。

この辺りをしっかりと考えながら、脱衣所を作るかどうか。また脱衣所を作るなら使い勝手のよい脱衣所を作っていきたいですね。

 

最後までお読みいただき、有難うございます。