イトケンブログ

Vol.82 トイレ窓のメリット、デメリット!

2022.05.06

みなさん、こんにちは!

営業の菊地です。

GWいかかお過ごしでしょうか?

ピクニックやお買い物、住宅展示場巡り等々、春の陽気にお出かけは最高ですよね!

 

今回、書かせていただくのは、トイレ窓のメリット、デメリットです!

「トイレに窓があるのは、当たり前でしょ?」と思う方が大半だと思いますが、

最近ではトイレに窓を設けない方も増えてきています。

 

トイレ窓の大きな効果としては、

●光を取り込む

●風を通す

●外を眺める事が出来る

この3つが主な役割になります。

 

トイレはプライベート空間になりますので、お住まいになる環境にもよりますが、

「眺め」は、ほぼ必要無いと思います。

その為、トイレ窓の基本は「光と風」を取り込む役割となります。

 

今の住宅ではトイレに換気扇が付いているのも当たり前ですし、

アパートやマンションでは、窓が無いのが普通で窓が無くて困るというケースは、あまり見かけません。

 

では、トイレ窓が無いメリットをご紹介いたします。

●家の断熱性能が上がる

●壁を活かせるので、収納を作ったり、インテリアを活かしやすい

●窓の費用が少なくなり、防犯性も上がる

●家の外観をまとめやすくなる

この辺が、メリットとなります。

 

窓は、家の中で最も外部の影響を受ける場所なので、窓を増やせば増やすほど、

家の断熱性能は下がることになります。

その為、北側など日があまり当たらない場所に配置されることが多いトイレでは、

窓は必須という訳ではなくトイレ窓を減らした分、他の場所に窓を配置する(東面や南面)

というのも効果的な方法になります。

このように、窓が無いトイレのメリットというのは、意外とあるんです!

 

では、トイレ窓が無い場合のデメリットとは?

 

まず、窓が無ければ自然の光を取り込めないので、「明るさ」の面ではマイナスと言えます。

次に、窓が無いと風が入ってくることは無いので、「風通し」という面も期待できません。

ただ、窓が無いからと言ってトイレの換気が出来ないという事は全く無く、

換気扇の性能も上がっているので、換気扇だけで十分に換気することが可能です。

 

今の住宅では計画換気となっており、トイレの換気扇で家中の空気を入れ替えるというケースもあるので、窓があることで換気の面でのメリットが大きいという訳では無いんです!

 

その為、基本的にトイレ窓が無い場合のデメリットは、

「自然の光が入らない」この部分が主なデメリットとなります。

 

トイレ窓の最大のメリットは、自然の柔らかい光を取り込み明るいトイレになる事で、

光が入るなら上手く窓を付ける事でトイレをより快適にすることが出来ます。

その一方、窓から光が入らないならメリットがほとんど無くなってしまう為、

それなら窓を無くしたメリットの方が魅力的という訳なんですね!

 

例えば住宅街で、すぐ隣に家が建っていて光が入らない1階のトイレに無理に窓を設ける必要は無いですし、

反対に光が入る2階のトイレに窓を設けるなど、

敷地の状況に合わせてトイレの窓の有無を決めるというのが良いと思います!

 

トイレ窓で一番もったいないのは、メリットがほとんど無いのに、当たり前に窓を付けてしまう事だと思います。

 

この記事を参考に、より快適で住み心地の良い家づくりを楽しみましょう!!

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます!