イトケンブログ

Vol.54 ZenStyle「WB」について!

2021.11.19

みなさん、こんにちは。

 

8年ほど前にお世話になりましたお客様の所へ、先日お邪魔させて頂きました。

そのお客様の建物は、「WB工法」で建てさせて頂きましたが、いろいろ当社の事を気にかけて頂いておりまして、当社のホームページをたまにご覧頂いているようでした。

その際に「伊藤さん、この頃WB工法のPRが少ないのでは?、なぜこんなに素晴らしい工法をもっとPRしないの?」という有難いご指摘を頂戴いたしました。

 

改めて、「WB工法」をご紹介させて頂きます。

「WB工法」は、室内の仕上げを透湿性のあるクロスや塗り壁材等で行い、

併せて温度に反応する形状記憶合金を使用した金物を取り付けることにより、

室内の湿気を壁から透過させ、壁内部の上昇気流により、屋根等上部より排出する仕組みになっております。

 

湿気は、化学物質や臭い等を吸着する機能があり、機械換気を行わず、室内の不快なものを自然の力で排出できる優れものです。

また、システム的には、形状記憶合金により17℃を境に夏の暖かい時期は、換気部分が開き、熱い空気を排出し、冬の寒い乾燥する時期は閉じることにより、室内の乾燥を低減し、壁内部の空気自体を断熱材の一部にするという仕組みになっています。

 

ただ、当社商品の「極」や「贅」と比較しますと、空気を自然の力で動かす分、気密性能が若干劣りますが、もちろん北海道でも建てられています。

 

何年か前に、展示場へOBのお客様の妹さんである高齢の女性の方がいらっしゃいました。

お越しになるなり開口一番「この家の空調は何?」と聞かれました。

問われる意味も分からず、WBやエアコンのお話をさせて頂いておりましたら、30分ぐらい経過しました時に、「治ったわ」とおっしゃいました。

詳しく伺いますと過敏症で、目が赤くなる症状をお持ちの方でした。

他の展示場も回ってこられたら、目が赤くなってしまったということでした。

 

そのようなエピソードもある「WB工法」です。

 

気密追及や機械縛りの家に抵抗のある方には、お勧めの工法だと思います。

ご興味のある方は、当社長町展示場でご体感できますので、お越しいただければと思います。

 

※WB工法を詳しくご覧頂きたい方は、こちらをクリックしてください。

※長町展示場をご覧頂きたい方は、こちらをクリックしてください。

 

代表取締役:伊藤正則