イトケンブログ

Vol.25 2021年度最新版 助成金・補助金を最大限活用してお得に家を建てましょう♪

2021.04.20

みなさん、こんにちは!

コロナ渦において、いかに自宅で快適に仕事とプレイベートを両立させて充実した暮らしができるか?が非常に大事な時期になってきていますね。

弊社では、仕事も家でリモートワークが快適に出来る環境づくりのご提案もしておりますので、お気軽にお問合せください。

本日は、今年2021年に家を建てたら、国からどんな助成金や補助金を受けることが出来るか?をまとめてご案内したいと思います。

このコロナ渦だからこそ、国が新築を建てる方にいろいろな特典を用意するので、家を建ててくださいとアピールしてくれています。

こんなお得な制度を最大限活用して、お得に家を建ててみませんか?

まとめると結構あるんです!!助成金や補助金を利用できる制度が!!!
少し長くなってしまいますが、下記にまとめてみましたので、ご確認いただければ幸いです。

 

①グリーン住宅ポイント制度
※新築もしくは新築住宅を取得する際に一定の省エネ性を満たす、または、所定の要件を満たす既存住宅購入の場合、様々な商品等と交換できるポイントが発行されます。

こちらの制度は令和2年12月15日以降にご契約をいただいた方が対象となります。

最大40万ポイント/戸  新築・中古

詳しくはこちらをクリックしてください。


②すまい給付金
※消費増税による住宅取得の負担軽減として給付金が支給されます。
最大50万円  新築・中古

詳しくはこちらをクリックしてください。

 

③宮城県産材を使用した木材住宅の支援制度
主要構造部材に宮城県産材を60%以上かつ優良みやぎ材を40%以上使用することが条件で、最大50万円の助成金を受けられます。
弊社の木造在来工法で適用されます。(2×4工法では適用されません)
50万円/戸 新築

詳しくはこちらをクリックしてください。

 

④住宅ローン控除最大3年間延長
今までは10年だったローン控除が、消費税アップ2%分を上限として、ローン控除で最大13年に延長し戻ってくる制度です。
控除額の計算方法は、「年末のローン残高(上限あり※)×1%」なので、年末のローン残高が3,000万円なら、控除額は30万円となります。支払っている所得税額から30万円が戻ってきます。

ただし、この30万円は所得税額が30万円を超えて払っていることが条件ですので、もし年間の所得税額が26万円なら住宅ローン減税で戻ってくる金額は30万円ではなく26万円という事になりますのでご注意ください。

手続きとしては建物が完成してご新居に移った(正確には完了検査済証発行日の)翌年2月に行なう確定申告の際にお手続きが必要になります。

会社員の場合、2年目以降は年末調整で済むようになっています。
※認定長期優良住宅や認定低炭素住宅に該当する場合は最大融資額5,000万円に対して500万円の控除額、それ以外の住宅の場合は最大融資額4,000万円に対して400万円の控除額が上限となります。

 

⑤贈与税非課税枠 最大1500万円までが延長
贈与税の非課税枠は今年の4月からは最大1200万円に引き下げの予定でしたが、2021年4月以降も現状のまま、最大1500万円まで非課税として延長されました。

今回の改正の2つ目の目玉は、「住宅取得等資金の贈与税非課税特例」の拡充で、住宅を買うときに親や祖父母から資金援助を受けると、一定額まで贈与税が非課税になる特例が受けられます。

非課税となる金額(非課税枠)は住宅への消費税課税の有無によって異なり、消費税が課税される新築住宅などは1000万円、非課税となる個人売主の中古住宅は同じく500万円です。

また一定の省エネ基準などを満たしている住宅の場合は、これらの非課税枠に500万円が上乗せされ、新築住宅の場合は1500万円となります。

 

⑥地域型住宅グリーン化事業(地域型住宅グリーン化事業評価事務局)
※長期優良住宅やZEH(ネット・ゼロ・エネルギー住宅)、低炭素住宅といった省エネルギー性能等に優れた木造住宅を主に、新築する場合に補助金が交付されます。

50~140万円/戸 新築・改修
※受けられる制度は条件などにより異なります。

詳しくは担当営業までご相談ください。

 

⑦エネファーム導入支援補助金制度
水素と酸素を使って電気を作る家庭用燃料電池システム「エネファーム」を住宅に導入する場合、要件を満たせば、1台あたり最大4万円の補助金を受給することができます。

エネファームは本体価格が、安くても200万円近くする上に、設置費用もかかるので、かなりの初期費用が必要になりますが、導入後は電気料金を4~6割は抑えられるとされており、長い目で見ると節約効果が期待できる可能性があります。
4万円~/戸  新築・改修

 

⑧戸建ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)補助事業(一般社団法人環境共創イニシアチブ)令和2年度補正予算ZEH支援事業
※使うエネルギーと発電するエネルギーがほぼ同じであるZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)を取得、または、ZEHへ改修する場合に補助金が交付されます。
60万円~/戸  新築・改修

 

⑨長期優良住宅認定を受けることによる税制メリット

長期優良住宅と認定されることで、さまざまな税制上の優遇措置を受けられます。

(1)住宅ローン控除の対象となる借入限度額が増えます。④で記述させていただきましたが、一般住宅の場合は4,000万円までで、長期優良住宅では5,000万円までの借入金額まで控除対象となります。

 

ただし!

この1,000万円の控除額の差で実際に恩恵が受けられる方は、おおむね年収850万円以上でローン借り入れ金額が4,500万円以上の方でないと恩恵は受けられませんので、一概に長期優良住宅だから住宅ローン減税もお得になる!という考え方は間違っていますので要注意です。

 

(2)住宅を取得したときにかかる不動産取得税は、一般住宅の評価額の控除額が1,200万円であるのに対して、長期優良住宅では1,300万円までが控除されます

 

ただし! よっぽど豪華な住宅出ない限り、一般住宅の評価額の控除額は1200万円以内でほとんどのケースで全額控除(税金0円)というケースが多いので、不動産取得税に関しては長期優良住宅にすることのメリットは低いです。

 

(3)固定資産税の軽減措置: 固定資産税税額が2分の1に軽減される期間が、一戸建ての一般住宅が3年間なのに対して、長期優良住宅では5年間です。

こちらは一般住宅に比べて2年でおおよそ10万円~15万円ほどお得になるという計算となります。

 

という事は、長期優良住宅にすることで、ほとんどのケースにおいては税制面の恩恵を受けられるのは(3)の固定資産税の軽減措置のみの10~15万円ほど、という結果となります。

 

結論として・・・

 

長期優良住宅による税制面のメリットはあまり多くはないですが、長期優良住宅仕様にするということは、建物の性能維持や維持管理のしやすい家にするという事につながります。

その結果として家を長持ちさせることに繋がりますので、税制面のお得感で判断するのではなく、長期的に快適に維持・管理しやすい家をつくる、という観点から検討をしていただくことが望ましいのではないかと思います。

 

 

以上になります。

長くなってしまいすみません。。

リストアップしてみると結構あるんです。

 

条件や工法などによって全ての制度が利用できるというわけではありませんので、ご検討中の方はぜひ担当の営業スタッフまでお気軽にお問合せいただければと思います。

その他、どのように住宅ローンを組んだらいいか?

お得な返済方法は?

頭金がないけど大丈夫?

などなど、お金に関する質問にも個々のケースに応じて最適なアドバイスをさせていただきますので、お気軽にお問合せいただければと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

望月